センター試験が1月16日、1月17日に実施されています。

公民「現代社会」において、選択肢が微妙な出題がなされました。

第一問の問3
下線部Cに関連して、日本における参政権に関する記述として、適当でないものを次の1~4から一つ選べ。

  1. 国民投票法上、憲法改正の国民投票の投票資格は、国勢選挙の選挙権年齢が満18歳以上に改正されるまで、満20歳以上の国民に認められる。

  2. 被選挙権は、衆議院議員については満25歳以上、参議院議員については満30歳以上の国民に認められている。

  3. 最高裁判所は、外国人のうちの永住者等に対して、地方選挙の選挙権を法律で付与することは、憲法上禁止されていないとしている。

  4. 衆議院議員選挙において、小選挙区で立候補したものが比例代表区で重複して立候補することは、禁止されている。



前回の衆議院選挙から、選択肢4が間違いなのは明かです。例えば、神奈川11区では、小泉進次郎が当選しましたが、小選挙区で落選した横粂勝仁が比例代表で復活当選しています。奈良2区では、滝実が当選しましたが、小選挙区で落選した高市早苗が比例代表で復活当選しています。

他の選択肢はどうか?といいますと、3が微妙です。「外国人参政権を違憲とする」判決は出ていないはずですが、高校の教科書/授業では取り上げられていないと思います。また他の選択肢が法律の規程を述べるものであるのに対し、この選択肢だけ最高裁の判断を述べるものであるのも、問題作成が上手くないように思います。

※京都大学では、センター試験で現代社会を受験しても合否の判定資料にならない学部があります。募集要綱で必ず確認してください。